なぜ新卒でITコンサルを選ぶんだい?

エッセー

【要約】僕自身の体験を振り返りながら、就職活動の正解を模索してみる試み

文系学士卒の就職活動では、総合商社や銀行など「中途ではエリートコースに乗れない大企業」に行くのが模範回答だというのが定説です。僕もそう思います。せっかくの新卒カードですので、中途からは経験できないチャンスに使った方が良いと思います。特に最近の「新卒でベンチャーに行く奴がイケてる」というアメリカナイズされた考え方には懐疑的です。

それを知った上で僕が選んだのはITコンサルという業界でした。しかもアクセンチュアみたいな名前に箔がある大手でもありません。IT業界に行きたいのであれば日立製作所やNTTデータ、富士通のような巨大日系企業もありますし、そうでなくても楽天やソフトバンクのような新興大企業もあります。そのような企業を蹴って決めたのが社員数200人未満のITコンサルでした。

まだ社会人になっていないので生意気なことは言えませんが、どうしてこの決断をしたのかを書いてみようと思います。

①そもそも大手ディベロッパーを見ていた(〜1月)

僕が就職活動を始めたのは大学2年生の3月です。周りの人間の意識が高かったため、それにつられた感じです。子供の時から街や建物が好きであったので、街づくりや建物づくりができるディベロッパー業界が第一志望に簡単に決まりました。せっせとエントリーシートを送って、夏も冬も大手ディベロッパーのインターンシップには大抵行きました。1月ごろになると行きたかった数社から優遇や早期選考の案内もいただいていたので、割と順調に来ていました。

順調にことが進んでいたのは、僕自身は優秀であったからでは無いです。要因はおそらく3つで、1つ目に学歴と体育会生という下駄を履かせてもらったこと、2つ目に始める時期が早かったこと、3つ目に見た目に気を遣っていたことです。特に3つ目には異常に注力していて、スーツや髪型はもちろん、肌の色や体付きまでこだわっていました。見た目の印象の重要性は凄いですね。

ディベロッパー業界は採用人数も少ないため他業界も見ていましたが、ほとんど大企業か外資系でした。そのまま気持ちを変えずに6月まで頑張ってほしいものです。

②人生を見つめ始める(1月〜)

1月になると内定も何社からか貰え、受ける企業数も減ってきます。時間的な余裕も生まれ、最終的にどの企業に行くかを検討する時期になります。多数の社会人の方々にお会いし、話を聞いたりご飯をご馳走になったりしました(これを俗にタダ飯OB訪問と言います)。『島耕作』や『サラリーマン金太郎』といった社会人の漫画を読み始めたのもこの辺りです。

現実を知る中で、自分は日系大企業で出世していける人間ではないと気付きました。また、環境としても自分には向いていないことが薄々分かってきました。大きな日本の組織に属する限り、自分がやりたいことを主体的にできるのは40、50代になってからでしょう。

では、自分は直近の20代をどう生きたいのか、何を残したいのか、どの方向に成長したいのか。この答えに最も適切だったのが今の選択でした。自分の最も共感した環境で専門性を高め、定住せずに日本中を「遊住」して20代を最大濃度で生きたいと考えたのです。

③今思うこと(7月)

結果的に私は3年生の2月という早いタイミングで企業を決めて就職活動を終えました。全てを終えて思うことは、将来の決め方は人それぞれであるということ。あなたがどんな人生にしたいかによって十人十色であって良いと思うのです。「親戚から褒められて合コンでモテたい」や「養いたい人がいて、安定した生活が欲しい」といったモチベーションであれば日系大企業はひとつ最適な選択肢だと思います。

私は様々なバリエーションのある仕事内容で、世界中どこにいても働ける会社がいいというモチベーションからリスタートしました。20代30代という時間を、少し気ままに過ごしてみたかったのです。

これから就職活動を始められる方は、一度先入観を取っ払って「自分はどんな人生がいいかな」と考えてみることをおすすめします。僕自身の人生観については、徐々にこのBlogに書き起こしていくこととします。

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