システム会社U社様での業務プロセス改革プロジェクト(2024/11~2025/02)の概略を紹介する。
クライアント概要
大手国内系ITサービス会社の100%子会社であり、ICTインフラの販売・設計・導入・保守がメインビジネスである。従業員数3,000名弱、売上高1,500億円程度であり、子会社とは言え中堅程度の規模だと言える。
もともとICTインフラ構築に強みがあり、マルチベンダ対応可能なワンストップサービス提供と、国際拠点を活用したグローバルでの構築が特徴であった。トレンドに合わせて、近年ではクラウド環境構築やセキュリティ強化、DX需要への対応を強化している。
プロジェクト開始の背景
中期経営計画のKGIである「業務プロセス改革」を達成するためのプロジェクトである。システム会社(だけでなく多くの大会社)は脱・人工商売を掲げている。生産年齢人口が今後減少することを予見して、人手をかけないビジネスモデルや業務プロセスを模索しているのだ。クライアントも例に漏れず、この課題を抱えているのだ。
業務プロセス改革といっても、今回の対象範囲はエンジニア・営業・マーケティングの3部門に限られる。この3部門では本業と関係ない雑務が多くなっているようであり、雑務を減らして本業での作業時間を増やすのが狙いである。
上記のような課題が発生している場合、原因は2つしかない。業務プロセスがイケてないか、もしくはITシステムがイケてないかである。そして大抵の場合、問題は両方に存在する。なので、クライアントから困りごとと事実をヒアリングし、課題仮説を立てることを繰り返していくこととなる。この意味で、コンサルタントは経営とIT両面に明るい必要があるのだ。



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