人生の目標

エッセー

人生には目標が必要である。

目標なき人生、出口なき修行はあまりに辛い。だからこそ、人生には期限付きの目標が必要だ。
様々な意見があると思うが、人生の“目的”は必ずしも必要ではないと私は思っている。我々は目的なく生まれてきたのだから(敢えていえば「子孫を残すこと」だろうか)。

人生の目標は流動的でよい。いや、むしろそうあるべきだ。
知見(=知識+経験)を深めるなかで、自分自身が成長していくのは健全なことだ。そして当然に、成長後の自分が考えていることを成長前の自分が予見することはできないし、成長前の自分が考えたことは成長後の自分が見れば余りにも幼い内容であることが多い。成長後の自分が人生の目標に加筆修正を加えることは当たり前のことである。

しかし、できる限り人生の目標は具体的であり、解像度が高い方が良い。
人生の目標は行動・選択のベクトルとなる。またモチベーションの源泉にもなる。何かの選択に対し即座に根拠ある決断をするためにも、モチベーションの火を絶やさないためにも、一度考えた人生の目標は具体化しておこう。

例えば、25歳の著者の人生の目標は以下3つだ。
①経済的・時間的に自由を手に入れる。
②月曜日の朝を多幸感と共に迎えられるようになる。
③常に理想に生きる。現状に生きるダサい大人にはならない。

「①経済的・時間的に自由を手に入れる」について
これは分かりやすく「35歳で週3稼働、年収2000万」と決めている。
なぜ35歳か。自分が人生に目標を持ち始めたのが、高校受験を意識した15歳。現在25歳。そして同じ時間を生きた35歳を一旦のゴールに置いている。
なぜ週3稼働か。仕事がいかに楽しくとも、週の半分以上は常に「自分に向き合う」時間に使っていたい。
なぜ年収2000万か。手取りで月100万あれば山手線の内側で金に困らない生活ができる。年間700万くらい納税すれば、自分1人で役人を1人食わすことができる。

「②月曜日の朝を多幸感と共に迎えられるようになる」について
月曜日の朝を幸せに迎えられれば、人生全体が豊かだと思う。仕事が嫌いであれば憂鬱だし、仕事がなければ空虚なのが月曜日の朝である。この時間を豊かにしていくことは十分目標になりうると考えた。

「③常に理想に生きる。現状に生きるダサい大人にはならない」について
自分は子供の頃から、文句や批評の多い大人が嫌いだった。大人になったのだから、全ての不都合は自分の力で変える権利は持っているハズだ。何かに不満ならば、なぜ変革に向けて動かないのか不思議で仕方なかった。
大人になった現在だから分かる。彼らは理想に向かって生きることを忘れ、現状で精一杯なのだ。歳を取るにつれて責任も増え、現状に精一杯になる気持ちも分かる。それでも、子供のときの自分がダサいと感じた大人になりたくはない。

①②③の人生の目標は、いつでも口をついて出てくる本音であり、心の底から叶えたいと思える訴求力を持っている。そんな目標を持っておくと、人生のあらゆる場面において役に立つ。

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