【要約】簿記3級を60時間&4,500円で取得しました
これから簿記を取られる方々向けに反省を生かしてロードマップを共有しておきます。

ここに書いてあることが正しいとは限らないので、さまざまな体験談を参考にしてください。
あと、公認会計士目指している人すごすぎ。会計を齧ってみて痛感しました…!
なぜ簿記3級を取ろうと思ったか
結論:①体育会を引退して暇になったから
②ビジネスに携わるなら簿記かな〜、と思ったから
2022年6月19日に3年以上頑張ってきた体育会の最後の試合が終わりました。それまではこの活動に人生の7割以上の熱量を注いでいたので、翌日20日から打ち込むものが無くなりました。「特にやることも無いなら、やりたいことが見つかるまで資格でも取ろう」というモチベーションで資格取得を決めました。
どうせ取るなら役に立つ資格の方がお得です。その点、簿記は適役でした。簿記は言わばビジネスのスコア付けの試験です。アメフトをやるにも麻雀をやるにも点数の付き方を知っていることは必須でしょう。ビジネスに携わる以上、簿記の知識はあったほうが良いと思ったのが動機でした。
今回の勝因&反省点
勝因
1. 最初に受験申し込みをした
個人的にこれが一番のファインプレーでした。資格試験において最大の敵は自分のモチベーションです。受験申込をして初めに期日を強制決定することでお尻に火が付きます。僕は勉強を開始した6月20日に7月15日の席を予約しました。3,400円というとバイトで2時間以上働くお金ですから、無駄にするまいと思って頑張りました。
記事を書くにあたり確認したところ、CBT試験は2ヶ月前から予約できるようです。皆さんもどのようなスケジュールで勉強されるにしても、初めにするべきことは勉強ではなく「受験申込」です。
2. 短期決戦に持ち込めた
資格勉強は短期戦に限ります。山本五十六ではありませんが、長期に持ち込むほど記憶力の悪い僕みたいな人間は不利です。今回は約25日間という比較的短期間で学習できたため、復習時間をいたずらに増やす必要がありませんでした。
僕は弱い人間なので、余計に時間に余裕を取っても甘えて勉強密度が減るだけです。ならば短期集中で予定を組んだほうが集中力も高まります。
3. 動画中心の勉強スタイル
動画学習のメリットは大きく2つです。
第一に、場所を選ばずスマホ1つで勉強できます。これは非常に有利です。荷物が増えないだけでなく、移動時間や寝る前などスキマ時間を有効活用できます。また私は1日にスマホを触れる回数も多いため、スマホを触るたびに学習の進度をなんとなく考える機会が生まれていました。
第二に、モチベーションが高くない日も学習が容易です。文字媒体を使う場合、文字を主体的に追っていく必要があるため、ある程度のモチベーションが必要です。一方、動画であれば勝手に流れてくれるため、ついて行けば勝手に学習が進みます。
4. 実践演習を怠らなかった
簿記試験の中心は「実技試験」であることを忘れてはいけません。頭で理解できていても、本番の時間制約化で正確に技能を発揮できなければ不合格です。
今回は本番形式の問題集を5回分通しで解きました。「理解している」「暗記している」だけでなく「身体が動く」レベルまで演習することで確実に合格できます。
5. 余計なことを考えなかった
勉強は継続する必要があるため、大なり小なり大変なものです。資格試験あるあるなのが「この資格はそんなに価値がないかも知れない」や「自分はこの分野に向いていない」などと理由をつけて試験勉強を止めてしまうことです。
確かに資格そのものや知識も大切ですが、もっと大切なのは「一度やると決めたらやり切る」「自分との約束は何があっても破らない」という精神だと思います。余程のことがない限りは勉強を続けるべきです。
一度始めたら余計なことを考えずにやり切るまで続ける姿勢を一貫できたのが今回よかった点です。
反省点
1. 試験会場を吟味すれば良かった
今回は家から近いという理由で東急田園都市線たまプラーザ駅のパソコンスクールで受験したのですが、これは失敗でした。スペースが狭く、部屋も綺麗とは言えず、集中できる環境ではありませんでした。何より机がガタついていたのが残念でした。
試験会場は好きに選べますので、事前にネットなどで情報を集めて優良な会場を抑えることをおすすめします。新しくてパーソナルスペースが広い会場がおすすめです。一人ずつ個人ロッカーのあるCBT会場もあるようです。
2. 早めの時間帯に申し込めば良かった
私は18:00からの遅い時間に申し込んでしまったのですが、これは少し失敗だったかも知れません。簿記試験はそのほとんどが計算問題であるため、頭の冴えている早い時間帯に受験した方が合格率も上がるのではないでしょうか?
実際に私は第一問で1問分失点しているので、集中力が落ちていた可能性があります。
時間・費用
結論:時間は60時間
お金は4,500円くらい
トータルで上記ぐらいの時間及び金銭的コストがかかりました。内訳としては次のような感じです。
【時間】
知識習得:40時間
問題演習:20時間
【お金】
受験料:3,400円
問題集:1,100円
まずお金に関してですが、Youtubeやネット上に講座や問題集もあるので、受験料だけで合格できる人もいるかも知れません。それだけ簿記3級は市場として大きい試験だとも言えます。私は授業はYoutubeで受講し、問題集は市販の物を1冊用意しました(ネット上の問題集では少し不安であったため)。
次に時間に関してですが、これは人に依るというのが事実です。私は大学生で数字にも弱く無いので問題演習は20時間で十分でしたが、一般的な文系大学生はもう少し演習に時間が掛かると予想されます。逆に私より記憶能力が高い人であれば知識習得は半分の20時間で良いかも知れません。また私は会計の知識がほぼゼロの状態で簿記の勉強を始めましたが、商学部の学生や実務経験のある方ですと大幅な時間短縮が予想されます。
ただし1つ言えるのは、ネット上で言われている「最低100時間」という勉強時間は明らかに過大評価です。1日1時間勉強などで進めていったら復習の時間が増大するためそれくらいになるかも知れませんが、短期集中で学習すれば100時間以内に習得できます。
上述の通り、資格試験は短期決戦の方が有利です。60時間であれば1週間で短期集中確保することも可能だと思います。
勉強方法
⑴知識習得
Youtubeで「ふくしままさゆき」さんの動画で学習しました。公認会計士とUSCPUを持つ本格派の方で、簿記3級のYoutube講座では圧倒的でしょう(2級講座も公開されてます)。他を検討する意味は余りないと思います。
https://www.youtube.com/channel/UCGDec349YIziUytZzc3d7Yg/featured
大体1つの動画を2時間ぐらいかけて勉強していました。講義内で問題演習も行うので、真摯に受講するとそれぐらい掛かります。ノートは問題演習だけに留め、極力その場で覚えるように努力しました。スクライブに一生懸命になると時間がもったいないですからね。
⑵問題演習
「スッキリうかる 日商簿記3級 本試験予想問題集」という模擬試験形式の問題集を使っていました。一応URLも貼っておきますが、もう一度受験するとしたらこれは選びませんね。解答解説が不正確な部分があり、そこに神経を使うのが非効率的だからです。ただ、本番形式の問題集を使ったのは正解でした。「できる」ことと「慣れている」ことには、やはり一段階違いがあります。
https://bookstore.tac-school.co.jp/book/detail/110004/
結果&感想

最初に申し込んだ1回で合格することができました。CBT試験なのですぐに合否が出ました。第一問42/45、第二問12/20、第三問35/35の合計89/100でした。感触としては、回答終了のボタンを押すときに何となく合格は分かりました。というのも簿記3級は第一問と第三問の出来で決まるので、その2つの手応えがあったからです。
結果、簿記3級の学習を始めたのは正解だったと思います。資格自体が活きるかはまだ分かりませんが、簿記の学習を通じて「何が資産で何が負債になるか」などのアカウンティングマインドに触れられたのが何より良かったです。あと、パズルみたいで勉強自体も面白かったですよ。
以上です。簿記の試験を検討されている方の参考になれば良いです。



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