第2夜 コンピュータから学ぶこと

昨夜寝る前に考えていたこと

コンピュータを知ることで人間を知る

コンピュータを学ぶことには、大変な意義があります。

システム自体に詳しくなって喜ぶのはIT業界人or変態だと思うんですが、天才の発想に触れられることは万人にとってメリットがあることです。この40年程の世界中の頭脳はコンピュータ開発に向かったと言っても良く、その構造は示唆に満ちています。

今日はそんな「コンピュータが教えてくれたこと」をひとつ。

マルチタスクという言葉があります。「マルチ」と聞くと嫌な印象がある人も居るかも知れませんが、そっちのマルチではありません。1度に2つ以上のことをすることを指す言葉です。

コンピュータがマルチタスクを行うことは有名ですが、実はそれは「いかにもマルチタスクを行なっているように見せている」という事実は余り知られていません。

基本的にCPUは一度に1つの作業しか行えないので、基本はシングルタスクとなります。ですがシングルタスクで処理を行うと、重い処理がある際に他の処理が全然終わらない状態が発生します。なので一定時間ごとに色んな処理をチョイチョイ虫食い式に行うワケです。これが外部から見るとマルチタスクの様に見えるのです。

ここで自分の思考回路(脳)を考えると、やはりマルチタスク用にできていない気がします。脳科学は人体科学の中で最も進んでいない分野ですが、我々もシングルタスク用の脳を虫食い式に分散することでマルチタスク(っぽいこと)をしている、というのが体感です。

また「重い処理に時間を取られ軽いタスクが処理できない事態を避けるためにマルチタスクを行う」という合理的な姿勢にも学ぶものがあります。「転職先をどうしようか」「結婚期はいつにしようか」などの重い処理に時間を取られて日常のタスクに支障が出るのは好ましくありません。「虫食い式に考える」というのは良いヒントかも知れません。

「異文化を学ぶことで日本文化を知る」「植物を学ぶことで人間哲学を見直す」というのは既にある動きですが「コンピュータやシステムを学ぶことで人間を知る」というのがあっても良いと思う今日この頃です。

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